この投稿は、2014/07/19 0:00:39 に 趣味と技術のノート に再発行されました
Raspberry Pi カメラモジュールを使って監視カメラを作る – 其の二
前回の更新から非常に間隔があいてしまいました。まとめるのって無づかしいです。
それでは、今回の内容はmotion-mmal(以下motionとする)の起動スクリプトと、ホームサーバーとの同期です。
motionを起動するのは簡単です。いつものように適当なディレクトリに移動します。
私はめんどっちぃので、ホームディレクトリに作ってしまいました。
起動ファイル単体では、自動起動を実現できませんので、設定を変更します。
以下のように設定してみてください。※1
設定ができたら次は、ホームサーバーとの自動同期です。
Raspberry Pi本体に大量の記憶領域がある人は、意味がないかもしれません。私のように、最低限の容量しかない場合、SDカードの容量を節約したいと思うはずです(一日稼動していると1GB超えますんで・・・)。というわけで、cronとsambaを使って自動バックアップを行いたいと思います。
取り合えず、スクリプトをシコシコ書いていきます。
ただし、今回は元ファイルを削除してしまいます。注意してください。
下準備をします。
スクリプトを自動実行するに当たって、実行権を付与しなければなりませんので、以下を実行。
これで、毎晩23時59分に同期処理が行われます。
どうですか?簡単でしょうか。僕は、結構苦労しました。実行権とかぜんぜん知らなかったので、よい勉強になったとおもいます。
次回はHC-06を使ったワイヤレスRS232C(9pinじゃないよ・・・)通信を実現したいと思います。
つづく。
参考サイト
※1 : 「http://homebrew.jp/show?page=1445」
Raspberry Pi カメラモジュールを使って監視カメラを作る – 其の二
前回の更新から非常に間隔があいてしまいました。まとめるのって無づかしいです。
それでは、今回の内容はmotion-mmal(以下motionとする)の起動スクリプトと、ホームサーバーとの同期です。
motionを起動するのは簡単です。いつものように適当なディレクトリに移動します。
私はめんどっちぃので、ホームディレクトリに作ってしまいました。
sudo nano start_with_argsと打ち込んで、起動ファイルを作成します。中身はこんな感じです
pi@PI01 ~ $ cat start_with_args cd /opt/motion-mmal sudo ./motion -n -c motion-mmalcam.conf cd ~/移動先などは、前回インストールしたディレクトリに設定してください。
起動ファイル単体では、自動起動を実現できませんので、設定を変更します。
以下のように設定してみてください。※1
sudo nano /etc/ rc.local #exit 0 の手前に以下を追加。スクリプトのディレクトリを確認すること /home/pi/start_with_args& exit 0こんな感じで追加できたら再起動してサービスを確認してみてください。Motionが動いていると思います。
設定ができたら次は、ホームサーバーとの自動同期です。
Raspberry Pi本体に大量の記憶領域がある人は、意味がないかもしれません。私のように、最低限の容量しかない場合、SDカードの容量を節約したいと思うはずです(一日稼動していると1GB超えますんで・・・)。というわけで、cronとsambaを使って自動バックアップを行いたいと思います。
取り合えず、スクリプトをシコシコ書いていきます。
ただし、今回は元ファイルを削除してしまいます。注意してください。
下準備をします。
#適当なディレクトリにスクリプトを置きます。 sudo mkdir /opt/common-scrypts sudo nano daily_work_scrypts.sh次に、スクリプト本体を書きます。
pi@PI01 /opt/common-scrypts $ cat daily_work_scrypts.sh #!/bin/sh FILENAME=`date +%Y-%m-%d`.zip #prevent command cd /home/pi/motion mkdir `date +%Y-%m-%d` #move files into data folder for var in *.jpg do mv $var `date +%Y-%m-%d` done for arr in *.avi do mv $arr `date +%Y-%m-%d` done #Compress folder into zip-file for reduce size zip -T -r ${FILENAME} `date +%Y-%m-%d` #Mount SAMBA server as samba on /home/pi/ mount -t cifs -o username='USER',password='PASS' //SERVER(IPアドレスなど)/(マウントしたいディレクトリ)/ /home/pi/samba cp ${FILENAME} /home/pi/samba/ cp `date +%Y-%M-%d` /home/pi/samba/ #Un-mount samba server umount //SERVER(IPアドレスなど)/(マウントしたいディレクトリ)/ #delete not in need zip file and folder rm -rf ${FILENAME} rm -rf `date +%Y-%m-%d` #exit scrypt exitと、こんな感じにスクリプトを書きます。勿論、マウントするサーバーなどは、自分の環境に合わせて書き換えてください。
スクリプトを自動実行するに当たって、実行権を付与しなければなりませんので、以下を実行。
#スクリプトと同じディレクトリで sudo chmod +X dail_work_scrypt次に、cronの設定をします。詳しい設定は外部サイトなどを参考にしてください(個人的には日経LINUXなどを買うのが一番かと思いますが、この程度なら必要はないでしょう)。
sudo crontab –e #一番最後に以下を追加。 #Sync server scrypt. 59 23 * * * /opt/common-scrypts/dail_work_scrypt&
これで、毎晩23時59分に同期処理が行われます。
どうですか?簡単でしょうか。僕は、結構苦労しました。実行権とかぜんぜん知らなかったので、よい勉強になったとおもいます。
次回はHC-06を使ったワイヤレスRS232C(9pinじゃないよ・・・)通信を実現したいと思います。
つづく。
参考サイト
※1 : 「http://homebrew.jp/show?page=1445」