RaspberryPiのカメラモジュールをつかって監視カメラを作る。
どうしてUSBカメラなの!カメラモジュールも使わせて!!
Internet上のあちこちのサイトにRaspberry Piを使った監視カメラの設定方法が公開されています。しかし、悲しいことにRaspberryPiに本来備わっているカメラモジュールのポートを使わず、安価なWebカメラをUSBポートに挿してwebカメラにしようというものばかりで、私がほしかった情報にはたどり着けませんでした。そこでカメラモジュールを使った監視カメラの作り方を記事に起こしたいと思います。カメラをくっつけて・・・の前に設定!
カメラモジュールをマウントする。心躍りますね!でも、ちゃんと使ってあげるにはちゃんと設定しないといけません。以下の操作にしたがって設定してみてください。カメラモジュールを使えるようにするsudo raspi-configと打ち込んでカメラを有効にします。Enable Camera -> Enableカメラモジュールを有効にしたら raspi-config を完了して再起動します。-
IPアドレスを固定する
一例として自分のRaspberry Piの設定を載せておきます。 - sambaを導入するsambaの導入方法については以前の記事にまとめましたので、そちらのリンクを張っておきます。
- さぁ、細かい設定だ!
細かい設定に移る前にカメラモジュールがしっかり使えるかどうか、検証する必要があります。
以下のコマンドをうってみてください。
raspistill -o image.jpg
保存された画像を確認して問題がなかったら、次に進みましょう。
以下、コマンドを打ち込んでいきます。
sudo apt-get update sudo apt-get install motion sudo apt-get remove motion cd /tmp sudo wget https://www.dropbox.com/s/xdfcxm5hu71s97d/motion-mmal.tar.gz sudo tar -zxvf motion-mmal.tar.gz sudo mkdir /opt/motion-mmal/ sudo mv motion /opt/motion-mmal/ sudo mv motion-mmalcam.conf /opt/motion-mmal/ cd /opt/motion-mmal/ sudo chmod X motion
pi@PI01 ~ $ sudo cat /etc/network/interfaces auto lo iface lo inet loopback iface eth0 inet static address 192.168.0.123 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.0.1 allow-hotplug wlan0 iface wlan0 inet manual wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf #iface default inet dhcp iface wlan0 inet static address 192.168.0.123 gateway 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0
次に、motion-mmalcam.confを設定するのですがこのあたりは本家のmotionの設定方法に譲ります。 motion-mmalを起動します。以下のコマンドを入力。
sudo ./motion -c motion-mmalcam.conf
自分の環境において正常に動作しているか確認してみてください。 起動できない場合は必要なファイルを追加したりする必要があります。 私の場合"libjpeg62"が足りませんでした。たとえば、こんな風に足せる場合もあります。
sudo apt-get install libjpeg62
それでは、カメラの状況を見て見ましょう。
"<あなたのPiのIPアドレス>:8081"
にアクセスしてみてください。
どうでしょうか、何か映っていますか?灰色の画面で何も表示されない場合は失敗です。
とりあえず今回はここまでとします。次回はホームサーバーと連携して画像をバックアップするシステムや、起動時にmotionを自動起動するスクリプトを公開したいと思います。
つづき「Raspberry Pi カメラモジュールを使って監視カメラを作る – 其の二」
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