先日3Dプリンターを使用して、ポータブルアンプのボリュームノブを出力していた。
出力が終わって、確認してみると、どうやら楕円になってしまっていた。
今回は、この造形物が楕円になってしまったり、伸びてしまった場合の対処法について書き残しておこう。
まず、どのような現象か写真で確認したい。
出力が終わって、確認してみると、どうやら楕円になってしまっていた。
今回は、この造形物が楕円になってしまったり、伸びてしまった場合の対処法について書き残しておこう。
まず、どのような現象か写真で確認したい。
上の二つの画像をよく見ると、やや楕円形となっている。ノギスで測ると多いところで3mm程度のずれがあった。
原因をネットで調査しているとねじの緩み、X-Y軸のGT2ベルトのテンションが均一でないなどの情報があった。[1]
そこで、それぞれのベルトテンションを調整した。調整方法は以下のようにした。
- エクストルーダとヒーテッドベッドをセンターにもって行く。
- それぞれの右と左のベルトの中心を軽く押し込み、1~3mm程度しずむ強さにテンションを張る。
- X軸、Y軸それぞれがスムーズに動くか?ベルトが他のパーツにこすれていないか?などを確認する。
調整後、再度出力してみた。
調整後の画像の造形物はほとんど円形になっていることがわかる。
X-Y軸の調整だけでなくエクストルーダやベッドの調整も別々に行い出力してみたが、やはりX-Y軸を調整したときが一番効果があった。
こんな単純だけれど、X軸Y軸の調整は定期的にしたほうがいいのかもしれない。
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